オーストラリアでワーホリを検討しているものの、年齢制限が気になっている方も多いでしょう。 「もっと年齢を重ねてからのほうが良いのか」「早いうちに行ったほうが良いのか」と迷うこともあるかもしれません。
そこで、ワーキングホリデービザの取得に興味がある方のため、年齢に関することを紹介します。
この記事を読むことでオーストラリアのワーホリは何歳までが対象なのか、対象外の年齢である場合はどうすれば良いかなどがわかるようになるので、ぜひご覧ください。
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オーストラリアのワーキングホリデービザは18歳~31歳が対象
ワーキングホリデー、略してワーホリは、日本と協定を結んでいる国に1~2年程度滞在し、その間に短期ワークや旅行、就労などが認められる制度のことです。
誰でも利用できるわけではなく、年齢は18歳から31歳までに限定されています。
31歳の誕生日までにビザを取得する必要があり、取得後1年以内にオーストラリアへ入国しなければなりません。そのため、31歳の誕生日直前にビザを取得すれば、31歳でもワーホリビザでオーストラリアへ渡航することが可能です。
ただ、31歳の誕生日を迎えたあとはビザの申請ができなくなってしまうことから、基本的に18歳~30歳までと考えておくと良いでしょう。
オーストラリアのワーキングホリデービザの対象が35歳までに引き上げられる?
オーストラリアのワーキングホリデービザの対象年齢が、35歳に引き上げられる可能性が取り沙汰されています。31歳を超えた方にとっては関心を持つべき話題といえるでしょう。
35歳までの引き上げが噂されているのは、ワーキングホリデーの年齢制限が35歳までの国があることが大きな理由です。 オーストラリアについて言うと、カナダ・アイルランド・フランス・デンマーク・イタリア・北アイルランドからのワーホリに限り、35歳までが上限として認められています。
この背景にはオーストラリアが深刻な労働力不足に悩んでいることが挙げられますが、残念ながら日本は対象外です。
ただし、今後日本人も35歳までワーホリビザを取得できるようになる可能性があります。31歳を過ぎた方は、最新の情報を随時確認することをおすすめします。
若いうちにオーストラリアへワーキングホリデーへ行くメリット
ワーホリへの挑戦を検討しているものの、具体的な計画を立てていない方も多いかもしれません。可能であれば若いうちに挑戦することを検討するのが良いでしょう。
若いうちにオーストラリアへワーキングホリデーへ行くことによって、以下のようなメリットがあります。
オーストラリアだけでなく、ワーキングホリデーには年齢制限がある
ワーキングホリデーには年齢制限があり、対象年齢に該当しない場合は申請できません。国別の年齢制限は以下の通りです。
国 | 応募可能年齢 |
オーストラリア | 18歳以上30歳以下 |
カナダ | 18歳以上30歳以下 |
ニュージーランド | 18歳以上30歳以下 |
イギリス | 18歳以上30歳以下 |
フランス | 18歳以上30歳以下 |
ドイツ | 18歳以上30歳以下 |
台湾 | 18歳以上30歳以下 |
アイスランド | 18歳以上26歳以下 |
一部例外はありますが、ほぼすべての国で18歳以上30歳以下までが応募可能年齢となっています。つまり、ワーキングホリデービザを取得して海外に渡りたいと考えているのであれば、遅くとも30歳までには検討し、実行に移さなければなりません。
なお、韓国については申請可能な年齢が18歳以上25歳以下となっているのですが、やむを得ない事情があると判断された場合は18歳以上30歳以下に条件が変更されます。
やむを得ない事情が具体的に何を指すかについては明確な規定がありません。 25歳以上30歳以下の方は理由書を提出し、審査が通過すればビザが発行されます。
そもそも、なぜワーホリのビザ取得に年齢制限があるのかというと、この制度の目的自体が青少年の異文化交流にあるためです。 若いうちから検討できればそれだけ時間的な余裕もあるので、どの国に行こうかに関しても慎重に検討できるでしょう。
英語を取得しやすい
ワーホリで海外に行く目的として、英語学習を挙げる方が多いようです。 もちろん、何歳であっても英語を学び始めることはできます。
しかし、若い人のほうが新しい言語を吸収しやすいとされているので、この点からも、若いうちにワーホリで海外に渡ることにはメリットがあります。
日本で英語学習することも可能ではありますが、普段生活する際も英語で話す環境が作れると、より早期に取得しやすくなります。将来的に英語を活かした仕事を目指す方にも、ワーホリで英語力を高めることは有益です。
体力がある
若いうちにワーホリを検討したほうが良い理由として、体力があることも挙げられます。一般的には現地で働きながら生活していくことになるため、仕事に応じて体力が必要です。
たとえば、オーストラリアで日本人が働く場合、代表的な仕事としてファームやレストランが挙げられます。ファームでは特に収穫期に朝早くから長時間の重労働が求められます。
当然ながら体力は必須です。 レストランについても長時間立ちっ放しとなることから、体力が求められます。 もちろん、体力が必要ない仕事もありますが、選択する都市によっては求人の選択肢が少なく、体力仕事しか選択肢がない場合もあります。
年齢を重ねるほど体力は衰えるため、若いうちにワーホリに挑戦することが有利です。
帰国後の仕事探しも考慮する
帰国してから日本で就職活動をすることを考えた際にも、若い人のほうが、企業から好条件で採用される可能性が高いといえます。
多くの企業ではできるだけ若く積極性を持って動ける人、吸収率の高い人を採用したいと考えているはずです。 そのため、30代、40代になってから就職活動をするのと比較して、20代のうちにワーホリを経験して若くして帰国した人のほうが採用されやすくなります。
将来的にオーストラリアで生活することよりも、日本でワーホリの経験を活かしたいと考える方には、若いうちに挑戦することをおすすめします。
40~50代でもオーストラリアへワーキングホリデーに行ける?
すでにワーホリビザの対象年齢を超えた40代~50代の方は、どのような選択肢があるのでしょうか。
ワーホリビザは18歳から30歳までが対象であり、30歳で取得すれば31歳でも入国が可能です。 それ以上の年齢の場合は、ワーホリビザの対象外となります。ただし、学生ビザやTSSビザなどの選択肢があるので紹介しましょう。
学生ビザ
学生ビザは、大学や語学学校などの教育機関での長期学習を目的としたビザです。学業が中心ですが、一定条件の下でアルバイトが認められています。
最大で5年間の滞在が認められることとなり、2週間で最大48時間まで就労が可能です。 ただし、あくまでオーストラリアで学習すること目的としたビザであるため、定められた時間を超えて働いた場合、学生ビザが無効になる可能性があります。
TSSビザ(テンポラリースキルショーテージビザ)
テンポラリースキルショーテージビザは、通称『TSSビザ』と呼ばれます。オーストラリア側の雇用主が求めているスキルを有した外国人労働者に対して与えられるビザのことをいいます。
TSSビザには複数の種類がありますが、日本人の場合、有効期限が2年間の『Short-term stream』と、4年間の『Medium-term』の2つが主な選択肢です。
いずれも最大滞在期間は4年間までとなっていますが、Medium-termについては何度も更新が可能で、雇用主が同意した場合は3年後に永住権の申請も可能となっています。
こちらのビザで入国する場合はスポンサーとして承認されている企業であること、移民局によって定められた職業リストに掲載されている職種であることなど、いくつかの条件を満たさなければなりません。条件に合う場合は、申請を検討することをおすすめします。
できれば30歳までに検討しよう
いかがだったでしょうか。オーストラリアでのワーホリを検討している方のため、年齢制限について紹介しました。 早い段階で検討したほうが良いことについてご理解いただけたかと思います。
ワーホリビザは18歳から31歳が対象ですが、他のビザを利用することで40代以降でも海外留学を検討できます。 留学について前向きに考えたい方は、ラストリゾートまでご相談ください。
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