ダブリン留学/都市情報
アイルランドの首都ダブリンは、国内人口の35%近くの約120万人が居住する大都市で、政治・経済・文化の中心であると共に、歴史を感じさせる建築物や美術館、博物館が充実しています。西側には丘と山、東側には漁港と美しい砂浜がある海があります。1年を通して気候が穏やかで、「エメラルドの島」と言われるほど緑が多い島です。
街の中心は繁華街のグラフトンストリート周辺と、リフィー川にかかるオコンネル橋の周辺です。ダブリンは文学者を多く輩出した街としても知られており、ゆかりの場所が街の中に数多く残っています。
また、ダブリンは、たくさんの学生が住む新興都市で、ユネスコが指定する「文学の都市」(City of Literature)に世界で4番目になりました。都会でありながら、どこかのんびりとした素朴さを兼ね備えたダブリンは、『世界一大きな村』と例えられるほどです。欧州で最も治安の良い国と言われ、物価も安いダブリンは留学にも最適な環境です。
ダブリンの気候
アイルランドの気候は穏やかで、年間を通して雪が積もることはほとんどなく、驚くほど寒くなることは稀です。アイルランドの冬の平均気温は、最高気温は7℃くらいで、最低気温は2℃くらいですので、日本(東京)に比べ、若干寒いと言えます。また、真冬には時々0℃以下まで冷え込むこともあります。日本に比べますと、年間を通じて雨の日が多いですが、日本の梅雨のように降り続けることは少なく、雨が降っても短時間でやむことが多いです。また夏はとても日が長く、夜11時近くまで暗くなりません。夏の気温は、アイルランド人にとっては暑いようですが、日本人には快適な気候です。
ダブリンの観光名所・イベント
まず町の見所といえば、クライストチャーチ大聖堂でしょう。1000年以上もの歴史を持ち、ダブリンの象徴とも言える大聖堂です。また、ダブリン庶民のための大聖堂と言われる聖パトリック大聖堂も必見です。トリニティ・カレッジ図書館は、アイルランド最古にして最高学府であるダブリン大学トリニティ・カレッジの敷地内にあります。500万冊の蔵書を誇り、床から天井までとどく本棚が2フロアにわたって立ち並ぶ光景は圧巻です。ここに収蔵されている本の中でも、世界で最も美しいとされる『ケルズの書』はアイルランドの国宝です。市内に1000軒以上立ち並ぶ、アイリッシュパブもおすすめ。また、テンプルバーは中世の面影残る石畳のエリアで、無数のパブやレストラン、小劇場、ギャラリーなどが立ち並ぶ文化の発信地として知られます。また、アイルランド発祥のギネスビールの工場見学などは楽しいアミューズメント施設になっております。