フィレンツェ留学/都市情報
古代ローマ時代、花の女神フローラの町としてフロレンティア と名付けた事が語源とされている、「花の都」フィレンツェ。ルネッサンス発祥の地であり、おごそかな雰囲気の建物が多いフィレンツェの街並みは、イタリアの中でも特に美しいと評判があります。市街中心部は「フィレンツェ歴史地区」としてユネスコの世界遺産に登録されており、まさに街中が「屋根のない美術館」のようです。また、街もコンパクトにまとまっており、地形も平坦なので街歩きに最適な都市です。街には若手アーティストの工房から、老舗の皮製品、靴職人の工房、マーブル紙・製本工房まで、この街オリジナル作品を探すことができます。
フィレンツェの気候
トスカーナの州都フィレンツェはイタリアの中部、内陸の丘稜地帯に位置しています。大陸性気候で日本と比べ湿気が少なく、その分日中の気温差が感じられます。夏はかなり蒸し暑く、晩秋は大雨が続くことがあり、旅のベストシーズンは初夏と初秋で観光に最適です。服装は同時期の東京とほぼ同じですが、夏は日差しがかなり強いので、サングラスや帽子は必携です。また一日のうちの寒暖差が激しいので、調節できる上着があると便利でしょう。
フィレンツェの観光名所・イベント
フィレンツェといえばドゥオーモを思い浮かべる方は多いと思います。ドーム屋根が特徴的で、正式名称は『サンタ・マリア・デル・フィオーレ(花の聖母マリア)大聖堂』といいます。フィレンツェで最も大きい聖堂で圧倒的な存在感があります。2013年に世界遺産に登録されたピッティ宮殿裏手のボーボリ庭園は、丘を登りきると一方にトスカーナの田園風景を、一方でフィレンツェの街並みを同時に楽しむことができるおすすめの場所です。また、フィレンツェ最古の橋であるヴェッキオ橋やフィレンツェではトップクラスの人気を誇るウフィツィ美術館、フラ・アンジェリコの『受胎告知』を展示しているサン マルコ美術館(修道院)も有名です。