リヨン留学/都市情報
パリから2時間で行ける世界遺産の都市、そしてパリに次ぐ第二の都市として知られるリヨン。パリの半分ほどの面積であり、観光名所も世界遺産のリヨン歴史地区に集中している為、2泊3日あれば十分な観光が楽しめることでしょう。リヨン市内は広すぎない為、すぐに全体像を掴むことが出来ます。ソーヌ川の西側がローマ時代からルネッサンス時代の建物がいまに息づく旧市街、東側のベルクール広場を中心とした界隈がリヨン一の繁華街。さらにローヌ川の東側はビジネス街として栄えています。
リヨンには2000年の歴史があります。リヨン旧市街地や、今ではロックコンサートなどが開催される2つのローマ式円形競技場を訪ねて歴史を感じてください。活気に満ちた大学、高級ショッピング、アンティーク市、賑やかな演劇祭や音楽祭、そして国際人形博物館、ミニチュア博物館、映画セットなどの数々の楽しい博物館を擁するリヨンが、旅行者に人気があるのも納得です。リヨンは美食の街としても有名であり、秋の狩猟期には日本ではゆかりのないジビエ(野生の鳥や獣)を堪能するチャンスもあります。
リヨンの気候
リヨンは西岸海洋性気候と温暖湿潤気候との境界線に分類されます。内陸部にあるため、フランスの他都市より冬の気温が低いですが、全体としてさむくはありません。1月の芸金気温は3.2℃ほどであり、夏は非常に温暖で、7月の平均気温は21.3℃程です。ベストシーズンは春と秋です。降水量は年間通じて振りますが、10月、4月、5月に多く降ります。冬季は風と気温の低下を甘く見てはいけません。暖かい衣類の重ね着は、ホリデーシーズンに訪れるのであれば必ず必要です。
リヨンの観光名所・イベント
夏にリヨンを訪れるのであれば「フルヴィエールの夜」という60年以上の歴史があるイベントに参加してみるのはいかがでしょうか。連日のように著名なアーティストのコンサートや演劇が催されます。フルヴィエールの夜は、劇、ダンス、音楽、サーカスなどの、すべての芸術のショーに出会える場所です。
もしもリヨンを冬に訪れるならば、絶対外せないおすすめスポットがリヨン冬の光の祭典です。12月の初旬にリヨン中心街で毎年開かれています。幻想的な古都の姿を見に行ってみるのもおすすめです。
リヨンは昔絹織物の中心地として栄え、高級な服飾関連の産業が育ってきました。その歴史から着だおれの街として織物博物館や装飾美術博物館など個性的な博物館がそろっています。ファッションに興味のある方は、ぜひその秘密をこれらの博物館で確かめてください。
リヨンで古代に想いを馳せたい方には紀元前15世紀に建造された劇場跡古代ローマの遺跡へ。街並みを楽しみたい方には、リヨンの新たな観光スポットLe Mur Des Canutsへ。壁面に描かれただまし絵など新鮮な発見が楽しめます。よく見ると、絵の一つ一つにストーリーがあって、面白いのです。
リヨンのオススメといえば、絶対に外せないのがブションです。数あるビストロをリヨンではブションと呼びます。旧市街や市庁舎の近辺でお気に入りのブションを見つけましょう!
映画好きならぜひ立ち寄って頂きたいリュミエール美術館。映画の発明者、リュミエール兄弟を記念して建てられたこちらは映画ファンの聖地となっているそうです。